「石の郷」ダイボ石材店が綴る
大ちゃん日記

「情けは人の為ならず(他人に情けを掛けていれば巡り巡って
自分に良い報いがくる)」・・・というのを地で行くようなことがありました。

先日、夜の七時くらいに女性の声で一本の電話がかかってきました。
「お宅の家の前のバス停にハンドバックを忘れたみたいなんですが
ちょっと見ていただけないでしょうか。」ということでした。
大ちゃんは電話を切らずにそのままバス停まで出て行ったら、
今バスから降りたばかりの子供連れの女性が忘れ物のバックを
見つけたところでした。
大ちゃんは電話の相手の方に「あ、ありましたよ」と伝え、
バックの形状や中身の確認をしました。
その方は大変喜ばれて翌日に御礼を持って挨拶にこられました。
大ちゃんは「良い報い」がやってきたとばかりに、
大喜びで頂いたものを独り占めして食べました。
大ちゃんの辞書に「わかちあう」とか「おすそ分け」という文字は
見当たらないようです。

気の毒なのは、バックを先に見つけて
届けようとしていた親子連れの方です。
「さすがダイボ石材さんは親切ですね」
と去って行かれたみたいですが、
その方たちこそ第一発見者ですから
お礼を言われてしかるべきだと思います。
その方にも「良い報い」がきますように。

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