「石の郷」ダイボ石材店が綴る
大ちゃん日記
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早いものでもう一週間もしたら師走に入ります。
クリスマスの飾り付けもちらほら目にするようになりましたが、
石を加工する工場ではこれからが辛い季節になります。
石を磨くときは、常に水を出しながら磨きますが、
冬場は水の冷たさに加えてエアーが常に手に当たって
真っ赤になった手で感触を確かめながら磨いています。
大ちゃんも十年ほど前までは、工場の中で作業をしていました。
だからこそ、寒い中で仕事をする苦労も知っています。
お客様にお墓をひき渡す時に、心の中で工場の人達に
「お前たちが頑張ってくれたお陰だよ」と感謝の気持ちを抱きます。
大ちゃんがお客様に会って「ありがとう」と声をかけて頂けるのは、
その陰でせっせと良いお墓を作り続ける人がいるからこそです。
大ちゃんも六十歳を越えて物忘れが激しくなりましたが、
ダイボ石材の品質を支えてくれる人たちへの気持ちだけは
忘れないようにしようと思いました。

ありがとう!