時代の変化
2022年10月13日
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先日、石材の商社によるウェブセミナーがありました。『近年の墓石市場の変化』がテーマだったこともあり、大ちゃんは参加のできた社員さんたちと一緒に勉強をしました。
この業界も年々変化をし、大ちゃんがこの業界に入った頃と比べると、葬儀などの形も多様化するなど、供養についての考え方も変わりました。お墓に関して言えば、以前は石を多く使い立派なお墓や豪勢なお墓も多かったのですが、近年では、故人を偲ぶことをより大切にして個性的なお墓も増えてきました。また管理のしやすいようなシンプルなお墓づくりも増えてきました。しかし、最近ではこれからの墓守をどうしていくか、ということが課題になってくるということの話もあり、大ちゃんはとても考えさせられるセミナーとなりました。
そんな最中、若い頃に一緒に石屋の勉強をしていた同業者の大ちゃんの友人がふらっと来店されました。全国各地で霊園のリノベーションを手掛け課題となっている後継者や墓守りのことなど解消し、墓地の利用者を含め、墓地管理もみんなが喜ぶような仕組みを考えているようです。こんな霊園が延岡にもあったらいいな。と思わせてくれるような話で、大ちゃんの悩みを少し吹き飛ばしてくれました。
話を聞いてもそれから先に進まないのが悪い癖です。三人集まれば文殊の知恵と言われるように、〝お客様が喜ぶために自分たちにできることは何なのか″ このことを追求し、後世に負担をかけないような、安心して故人を偲べる場所をみんなで考えていこうとおもう大ちゃんなのでした。2022/10/8掲載