大ちゃんの出会いと別れ
2019年4月25日
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先日一本の電話がありました。この広告を担当してくれている夕刊デイリーの女性からです。このたび退職されるとのことで、後任の引き継ぎも兼ねて挨拶にきたいとのことでした。長年一緒に考えてくださった方なので、大ちゃんは電話を切るとその足で退職祝いを買いに走りました。そして、展示場でこれまでの思い出話などをしているうちに、例のごとく「おしゃべり大ちゃん」がむくむくと現れてきて相手の都合も考えず、最後の最後まで喋り倒してしまいました。
生きていく中で、別れを惜しまれ、いつまでも人の記憶に残る人は幸せだと大ちゃんは考えています。また、供養のことでも同じで「死んだら何も遺らない」と言われる方もいますが、それほど寂しいことはありません。故人となり、遺された方々がいつも忘れずに手を合わせてくれることこそが、その故人にとって何より幸せなことだと思うのです。そしてご先祖様への感謝の気持ちを伝えたり、様々な報告をしたりと家族の繋がりを感じることができる場所こそがお墓だと思うのです。
担当者の女性を送り出し、「よくいろいろとやってくれたなぁ」と、いい出会いをいただけたことに改めて感謝するとともに、これからもひとつひとつの出会いやご縁を大切にしていこうと思う大ちゃんなのでした。”長い間お勤めご苦労様でした”
大ちゃん、お留守番の一日。
2019年3月20日
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3月最初の現場は島浦町でした。
この現場は重機が行かないので、人力で石を担ぎ「ヨイショ!ヨイショ!」と声を掛け合いながら階段を上りお墓を組み立てていく、という難所の一つです。今回は社員に加え「緑清園」さんの職人さんにも応援を頼みました。幸い天気にも恵まれ皆さんに頑張っていただき、苦労しながらも気持ちの良い仕事が出きたとのことでした。
今回のお墓はその地区にはあまり見ない形で、施主様も最初は気にされていたようでしたが、完成したお墓を見たら「最初は抵抗もあったけど良かったぁ!」と喜んでいただけました。その笑顔を見ればどんな苦労も吹き飛ぶというものです。
この日は工場の職人さん総出で応援に向かったので、大ちゃんは工場の事務所でひとりぼっちでした。いつもの心地よい(?)雑音もなくて、物足りないような、なんとなく調子の出ない大ちゃんなのでした。
大ちゃんの節分の楽しみ
2019年2月21日
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2月3日は節分でした。
大ちゃんにとって、この日の一番の楽しみは恵方巻きを食べられることです。前日から社員さんや息子たち家族が喜ぶ顔を思い浮かべながらせっせせっせと仕込みをする嫁のもとへ、大ちゃんはそっと近づき、できるそばからつまんでは食べてしまいます。
そのため配る分を分けてしまうと家の分が足りなくなって「配りすぎじゃ!」と自分のことは棚に上げて文句を言っては周囲にあきれられています。(でもつまみ食いが一番おいしいんだよなぁ~by笑顔の大ちゃん)
喜ぶ顔と言えば、先日お墓を建てさせていただいたお客様から「立派すぎるわ!」と笑顔で喜びの声をいただきました。(自慢ですみません^^;)
大ちゃんにとってのお墓づくりは、建てたお墓を見て喜んでもらい、その気持ちがずっと続いてくれることを大切にしています。まず目の前のお客様に感動を与えられることを目標に、そして次の仕事につなげていけるようなお店であろうと今年の恵方、東南東を向いて恵方巻にかぶりつく大ちゃんなのでした。
小大ちゃんへのお年玉
2019年2月4日
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年が明けて、小大ちゃんに一通の年賀状が届きました。
送り主は、昨年お墓を建てさせていただいたお客様で、そこには
「お陰様で良い年が越せました、ありがとうございました。」と書かれていました。
このお客様は、お母様の三回忌に合わせて昨年末にお墓が完成して、無事に法要も行うことができたと喜ばれていました。お墓は建てる前よりも建てた後の方がずっと長いので、ダイボ石材ではそれからのお客様とのつながりを大切にしたいと思っています。
ですので、できる範囲でお声掛けや、ニュースレターなどを送らせていただいています。そんななか逆にお客様の方からお便りをいただくこともあって、私どものなによりの励みになっています。普段休日といっても、大ちゃんの無茶ぶりで潰れたり、打ち合わせや法事等のお手伝いが入ったりと休日を返上することも多い小大ちゃんに、神様からのお年玉が届いたのかもしれません。
今年も「お客様に喜んでもらうために何ができるか」そしてお客様とともに墓守りも大切にしていこうと思う小大ちゃんなのでした。
大ちゃんの今年の抱負
2019年1月11日
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門川展示場は定休日は設けておらず、年末年始の期間だけを店休にしています。なので日曜も交代で出勤しているのですが、大ちゃんは普段の休日も「花を見に行こう」と嫁を言葉巧みに誘いだし、自宅と展示場の往復がほとんどです。「年末年始くらい温泉とかに行きたいね」と話しながらも結局は寝正月で過ごしてしまいます。
しかし、近年は(年のせいでしょうか?)年明けに催される中学時代の同窓会に出席するようになりました。今年は何を思ったのか・・きれいに着飾り意気揚々と会場に向かったのですが、早々に帰ってきました。いつもと違ったことをやったせいか風邪をもらったようです。「年明け早々手がかかるわ」などと嫁にいじられながら、本当の寝正月を過ごしてしまいました。
そんな、出鼻をくじかれた大ちゃんですが、初商いの日には、年末にお墓のお見積もりをさせていただいたお客様から「これでお願いします」と大きなお年玉をもらうことができて、憂えあれば喜びありという2019年の年明けとなりました。
「去年も家と展示場にしかいなかったね」と嫁のぼやきが聞こえ、今年は仕事も大切にしながら、たまには温泉へでも行けたらなぁと一年の目標を立てる大ちゃんなのでした。
大ちゃんの「品質へのこだわり」
2018年12月19日
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師走を迎え、てんやわんやの大ちゃんですが、日曜日の夜ばかりはのんびりとテレビを見てくつろいでいます。
まずは、西郷隆盛の男気満ちた人生を描く大河ドラマ「せごどん」に始まり、下町で町工場を営むエンジニアの物語を描いたドラマ「下町ロケット」までをお尻に根が生えたのではないかと思うぐらい同じ姿勢のまま見ています。
その「下町ロケット」の中に出てくるキーワードのひとつ「佃品質へのこだわり」という言葉。それは私たちのお墓づくりにも通じるものがあります。お墓づくりは展示してあるものを「はい、どうぞ」というわけにはいきません。家づくりと同じで、墓守をしていく人のこと、そのお客様がどういう供養をしたいかという想いを形に変えたりと私たちは、細部にもこだわりながら、それぞれのお客様が想うお墓づくりのご提案を大切にしているのです。
毎週日曜の夜は「ダイボ品質へのこだわり」とはなんだろうな。そんなことを大ちゃんの頭の中で考えているのかもしれませんが、ダイボ品質は、寒い中でも必死に働いてくれる職人さんをはじめお墓づくりに携わるすべての人によって作られるものであることも忘れてはいけません。
「大河ドラマが終われば今年も終わりだなぁ」なんて物思いに更けていましたが、2019年もお客様や職人さんたち、石の商社さんなどたくさんの方々への感謝の気持ちを忘れないようにしようと思う大ちゃんなのでした。
大ちゃんお手軽温泉気分。
2018年11月16日
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最近徐々に肌寒くなり、お風呂が楽しみな時期となりました。たまには嫁と一緒に温泉でのんびりしたいなぁ・・と思う大ちゃんですが、自宅で「ゲルマニウム温泉」に30分ほど入りほっぺを真っ赤に染め、一日の疲れをとっているのが現実です。
「ゲルマニウム温泉」といってもゲルマニウム鉱石をかごに入れ、それを湯船に沈めているだけなのですが、(大ちゃんだけかもしれませんが)風呂上がりには汗がなかなかひかず、(大ちゃんだけしか使用していませんが・・)大ちゃんの家では季節外れの扇風機が大活躍しています。ただ悲しいかな。扇風機にあたりすぎて布団に入るときには「湯たんぽちょうだい。」と嫁に頼むところが限度を考えない大ちゃんの残念なところです。
さて、そのゲルマニウム鉱石ですが、最近問い合わせが数件入ったので、その分だけとはいかず少し多めにご用意しました。そこで今回、皆様にもこのぬくもりを体験していただきたい!ということで、門川展示場にて、明日(11月15日(木))から22日(木)まで2kgを3,000円(カゴ付)で販売いたします。お使いになられている方からも「お風呂上がりのぬくもりが冷めないうちに布団に入れます」などご好評をいただいています。ぜひ、この機会にお試しください。
※ ご好評をいただき、今回の分は完売いたしましたので、新たに準備中です。購入ご希望の方はもうしばらくお待ちいただき、電話で確認のうえご来店ください。誠にありがとうございました。(11月16日現在)
大ちゃん 大祭に感激する
2018年10月26日
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つい先日、大ちゃんは「春日神社式年大祭」に孫たちを連れて行ってきました。話を聞いてから興味津々で、前日には春日神社へと足を運び、お神輿を見せていただきました。すると何を考えたのかそれを担ごうとして、あまりの重さに腰を抜かし、これを愛宕山のてっぺんまで担ぎ上げると思うと考えただけでゾッとしてその場を去っていきました。
当日は境内が参拝客で埋め尽くされ、神楽やお神輿と盛大ににぎわっていました。この記念事業のひとつとして、昨年に施工させていただいた参道の石畳のことも気になっていましたが、「お参りがしやすくなった」「雰囲気が良くなった」等々、たくさんの喜びの声も聞くことができてルンルン気分で帰宅の途につくことができました。
施工後、時間が経っても喜んでもらえること。それは大ちゃんにとってお墓づくりでも大切にしていることのひとつです。
お墓を建てて数年経っても「うちのお墓はお参りしやすいよね」そう感じてもらえることが何よりの喜びですので、これからも頭を捻りながらお墓づくりをしていこうと再認識した大ちゃんなのでした。
ダイボ石材店では、クレジットカード決済が可能となりました。お手持ちのカードのポイントも貯まります。ご利用の際は事前に確認のうえ、お気軽にご利用ください。
大ちゃんの地震への備え
2018年9月28日
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近年、全国各地で地震が多発していることもあり、お客様に「地震に対してはどうですか」と質問を受けることが多くなりました。お墓に使われている御影石は硬く耐久性があるものなので、地震が起こった際その揺れを吸収することができません。
当社もこれまで土台から接着に至るまでしっかりとしたお墓を作ってきましたが、大ちゃんはより安心して墓守をしてもらおうと、これまでの施工に加え「免震棒(めんしんぼう)」をご提案させていただくことにしました。これは「全国優良石材店の会」の会員さんが阪神淡路大震災後に共同で開発し、特許を取得したもので、高層ビルなどでも用いられる工法で、揺れを吸収する仕組みとなっています。東日本大震災や熊本地震の際にも効果が発揮されたようです。
お墓を守っていくなかで万一の備えができていれば、安心してお墓参りもできるのではないでしょうか。
門川展示場では、免震棒の実物に加え、実験映像を記録したDVDもご覧いただけるようになっています。リフォーム工事にも対応できます。オプションの工事にはなりますが、ご興味のある方は是非一度ご相談ください。
大ちゃんのお盆
2018年8月8日
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連日の猛暑日が続いています。
ダイボ石材店でも皆が肌を真っ黒に焼きながらお盆に向けたお仕事の総仕上げにかかっています。そんな中、延岡市から宮崎市へお墓の引っ越しをされた方がいました。
「古くなっているけど、しっかりと自分たちの手でお祀りしたい。
ただ、このお墓をお引越しなんてできるんだろうか。」という相談ごとが始まりでした。
完成したお墓を見るや否や、前の写真と見比べながら、こんなにもきれいに、そして、立派になるんだ。
と大喜びの声をいただくことができました。大ちゃんにとっては、その「ありがとう」という言葉が次のお客様への活力になります。
お客様と意気投合しすぎ、価格を抑えてしまい、思うような金額でのお仕事、とは行かない場合もあります。
息子たちに「またかよ」と白い目で見られることもあります。
そんなとき、皆さんからいただいたエネルギーで満腹になっている大ちゃんは得意の狸寝入りで何事もなかったかのように、展示場の花壇の花いじりやブルーベリーの収穫へと逃げていくのでした。さて、数日後にはお盆を迎えます。
昔からお盆と正月には家族が揃うなんて言われますが、今年は長女家族が大阪から帰省するようです。
家族全員が揃うわけではないにしろ、いつもは3人の食卓が賑やかになりそうです。