小大ちゃん、まだまだ勉強中
2019年9月19日
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先日、東京ビッグサイトにて『第5回・エンディング産業展』という催しが三日間行われました。葬儀や埋葬・供養など終活に関する国内最大級のイベントです。小大ちゃんの勉強欲がむくむくと湧いてきて、大ちゃんに懇願し一日だけでしたが参加することができました。
以前は会場内では、その業界に関する工具やデザイン墓などハードのブースが多かったそうですが、近年はきれいな花をあしらったり、工夫を凝らしたご遺骨つぼが並べてあったりとむしろ供養の心をどう表現するかといったソフトな部分に訴えかけるブースが増えているそうです。
これは、ダイボ石材店のお墓づくりにも相通じるものだなと小大ちゃんは思いました。故人への想いは百人百様で、それに応じてお墓づくりも皆様それぞれに異なります。大切なことは、しっかりお話を伺い、そのお客様に合ったご提案をすること。まさにこのことだなと確信しました。
今回のイベントでは、あっという間に帰りの飛行機の時間も迫るくらい充実していて、多くのことを吸収できたようです。早とちりやうっかりで残念なことも多い小大ちゃんなのですが、少しでもお客様の心の声が聞けるよう、勉強の日々はまだまだ続きます。
2019/9/3(火)掲載
台風一過
2019年9月6日
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先日、大ちゃんの長女家族5人が大阪から車で帰ってきました。「家族で楽しみにしている一年に一度のイベントだから」そんなことを長女から言われると、母親はここぞとばかりに奮闘し、料理に掃除にと明け暮れて帰る頃にはマラソンを走り終えたくらい疲労困憊です。それを知ってか知らずか大ちゃんは相変わらずのマイペースです。普段と変わらずソファに座り、テレビを見つつ孫たちとの至福の時間を過ごしました。しかし、そんな時間もあっという間で、帰った後は「来てよし、帰ってよし」を実感した三日間でした。
最終日には長女家族が親孝行にと別府観光を計画してくれました。大ちゃん夫婦も久しぶりの別府です。地獄めぐりの後に名物のとり天を食べようと思ったら、待ち時間が二時間もあるとのこと。大ちゃんにとっては過酷な状況でしたが、車中で仮眠もとれ食事もおいしくて久しぶりにリフレッシュできた休日となりました。
お盆が過ぎ、来月は秋のお彼岸がきます。ご先祖様のことを思う大切な期間です。お墓のことで何かお考えの際には、お気軽にご相談ください。
2019/8/21掲載
大ちゃんを支えるもの
2019年8月27日
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梅雨が明けたと思ったら、猛暑日が続きます。たまの休みには家でゆっくり過ごせばいいものを、じっとしていられないのが大ちゃんです。都合も聞かず嫁を連れ出し、向かう先はいつも門川展示場。炎天下、実ったブルーベリーを収穫したり花壇の手入れをして、疲れると事務所で涼みながらうとうとし始めるという他人を巻き込みながらのいつもの休日を送ります。
大阪に住む長女には「お母さん以外にお父さんの面倒を見る人はおらんやろうね」と言われるくらい手のかかる大きな子供のようですが、それでも顔色を変えず大ちゃんを支える嫁は、かけがえの無い存在なのかもしれません。
大ちゃんにとってはダイボ石材店の社員さんも同じです。今年は特に雨の日が多く思うように工事が進まない中で、お盆に間に合わせようと、普段は工場の中で働く職人さんも応援に加わり、皆で協力しラストスパートに入っています。どうにか目途がつき、改めて自分の支えとなっている存在の大きさを感じている大ちゃんです。
今年のお盆は昨年8月に他界した大ちゃんの母の初盆と一周忌を迎えます。心静かにお墓に眠る両親を偲び、そして妻を労いながらゆっくりと過ごしたいと思います。
2019/8/7 掲載
大ちゃん 再生へのご提案
2019年8月10日
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数か月前にお墓のリフォームの相談を受け、大ちゃんは現地を確認に行きました。現地を見てみると、そのお墓は世界最高級石材と称される香川県産の庵治御影石で77年前に建てられたお墓でした。「これを捨てるのはもったいない。磨きなおして再生しては?」施主様にはそう提案をしてそのままになっていました。すると先日、改めて再生の相談をいただき、大ちゃんは想いがお客様に届いたことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
お墓のリフォームと言えば、花立や香炉を変えたり、床面の玉砂利を石貼りにしたり、納骨室を扱いやすい観音扉にしたりすることがあります。それに加えて大ちゃんがお勧めするのは、工場へ持ち帰り再研磨することです。そうすることでお墓は輝きを取り戻しご先祖様の想いも繋ぐことのできるお墓のリフォームです。大ちゃんはそこに在る想いも大切にしたいと考えています。
このお客様は、今はまだ提案図面の作成段階ではありますが、お客様の驚きと感動した顔を想像し、心躍らせながら、得意の「一本指打法」でパソコンに向かう大ちゃんなのでした。
大ちゃん二重の喜びに浸る
2019年6月27日
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先日、山口県下関市へお墓を建てに行ってきました。
えっ、そんな遠くまで行くの?と思いますよね。大ちゃんも当初は施主様の負担も考えて、全国優良石材店の会(全優石)に山口県の加盟店を紹介してもらうことも考えたのですが、
「ダイボさんに直接お願いしたい!」との感動的な(大ちゃん曰く)お言葉に「ご縁をいただいた方の大切なご先祖様の供養のお手伝いなので、すべて自社で完成まで責任を持って施工したい」と引き受けることにしたのでした。
引き渡しの際には大ちゃんも現地に行き、お客様の「頼んでよかったぁ、大満足です」と喜ぶ姿を見ることができ、片道4時間の移動時間をルンルン気分で帰ってきたのでした。
後日、そのお客様から電話があり、「孫が、俺も将来このお墓に入っていいかや、と言ってくれて本当に嬉しかった」とお礼の言葉をいただき、改めて、後世に繋がるお墓づくりができてよかったと二重の喜びを得ることができた大ちゃんなのでした。
さて、門川展示場では春の花から夏の花へと花壇の植え替えが始まりました。8月のお盆に向けてのご相談も承っていますので、花見がてらお気軽にお越しください。
プロのアドバイス
2019年6月27日
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ダイボ石材店延岡本店の建て替え工事が進行中で、近隣住民の方々をはじめ、たくさんの方々にご迷惑をおかけしているところですが、9月には完成予定ですので何卒ご理解くださいませ。
現在は跡形もなく取り壊され更地になっているのですが、大ちゃんはそんな我が家の様子を見ては(時には感傷に浸りつつ・・)、両親の眠るお墓に報告に行くのが日課となっています。そして、現場を見て気付かされたことがありました。解体された自宅は、基礎工事をはじめ「よくこれで建っていたな・・・」と思えるような構造箇所もあり、見えないところこそ大事だと思い知らされています。また、工務店さんとの打ち合わせでもこれまでの経験をもとにアドバイスをくれるので、家のことに無頓着だった大ちゃんにとっては「なるほどなぁ」と気付かされることも多いようです。お墓づくりでもこの言葉が聞けるよう、プラスαのアドバイスをしていかなければと思いました。
父が創業し、もうすぐで80年を迎えようとしています。「迷ったけど、大ちゃんのアドバイスを聞いて良かったよ」そんな言葉が聞こえてくるように、これまでの経験と実績をもとに、これからも墓守をされる方のことを考えたお墓づくりをしていこうと思う大ちゃんなのでした。
お客様にはご不便をお掛けしますが、お墓のことなど打ち合わせの場合には、お電話一本で小大ちゃんが伺います。お気軽にご連絡ください。(ご自宅から門川展示場までの送迎も致します。)
大ちゃんほっとする。
2019年6月18日
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先日、野地町の常楽寺様の先々代住職の十三回忌法要に合わせ、歴代住職を祀るお墓を建立させていただきました。建立にあたっては、頑丈な基礎工事はもちろん、墓石本体には免震工法を採用したりと見えないところに大ちゃんのわがままも入れさせてもらいました。
そして法要の日を迎え、かねてより完成を心待ちにしていた檀家さんたちの喜ぶ顔や驚きの表情を見て、大ちゃんはほっと胸をなでおろすことができました。法要の後に催された祝賀会で、先々代住職を偲び思い出話をしていると、「今回の工事にあたって」とほろ酔いの大ちゃんにマイクが向けられる一幕がありました。小大ちゃんは、いつもの長話の悪い癖が出ないか心配していたのですが、檀家の皆さんが温かい目で見守ってくれたおかげもあり、ちょっと長めの話で無事に終えることができました。
今回、この仕事に携わって改めて考えさせられたことは、『お墓は末代まで続く大切な場所である』ということです。私たちはその家の一大事業のお手伝いをさせていただいているのです。その際に私たちを選んでくださったことに感謝の気持ちを忘れてはいけません。そして、見えないところにも気を配れる、そんなお墓づくりをこれからも続けていきたいと思います。
大ちゃんの母の日
2019年5月24日
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西階陸上競技場でゴールデンゲームズが行われた日、大ちゃんの姿は愛宕山の山頂にありました。日頃の運動不足を反省し、いつもの思い付きで嫁を伴い登ってみることにしました。途中で音を上げるだろうとたかをくくっていた嫁ですが、見事に期待を裏切る形となりました。「やりきった!」という達成感がよほど嬉しかったのか?大阪の長女に山頂からの景色を送ったりしていました。最近はSNS等で他人からの評価を欲しがる人が増えていると聞きますが、大ちゃんも家族に努力を認めて貰いたかったようです。
そんな大ちゃんですが、お墓づくりに関しては、お客様からの評価が気になるところです。「大ちゃんに頼んでよかったよ。」そういう声が大ちゃんの活力に変わります。これからも喜びの声がたくさん聞けるように満足いただけるお墓づくりを心掛けなければなりません。
大型連休は終わりましたが、今週の日曜は「母の日」です。日頃から世話をかけている嫁を労り、昨年亡くなった大ちゃんの母を偲びお墓参りをしようと思う大ちゃんなのでした。
大ちゃん我が家との別れに涙する
2019年4月25日
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ダイボ石材店は、イオン延岡の前にある今の延岡本店から始まりました。大ちゃんの父親が創業し、当時は一階を工場とし、せっせせっせと石を磨いていました。このたび、その延岡本店を建て替えることになりました。外見からはわからないのですが、実は家の中では、十数年来雨漏りに悩まされ続け、ついには漏電を起こしてしまい、さすがに身の危険を感じたのです。
片づけをしていると懐かしい思い出の品々が出てきて、いざ解体の日が近づくと感慨深くなり、兄夫婦や家族を集めて最後のお別れ会をすることにしました。今は亡き父が建て、息子や孫たちの成長を一緒に見守ってきた我が家。皆、こみ上げるものがあり、大ちゃんは食事をしながら涙が出てきました。
お墓も家と同じで、たくさんの思い出が詰まっています。墓じまいする方が「何か心が寂しくなった」ということを言いますが、今、大ちゃんは同じ気持ちを味わっています。改めてお墓づくりは家づくりと同じなんだと思い知った大ちゃんなのでした。
さて、これまで延岡本店を色鮮やかにしてくれた花たちはというと、一部は完成まで家のそばでそのままにし、その他は門川展示場へ運び入れ、お花屋さんなのかお墓屋さんなのかわからない状態です。今が見ごろです!
GWも休まず営業していますので、お墓の相談だけでなく、ぜひともお花を見にお越しください。
大ちゃんの出会いと別れ
2019年4月25日
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先日一本の電話がありました。この広告を担当してくれている夕刊デイリーの女性からです。このたび退職されるとのことで、後任の引き継ぎも兼ねて挨拶にきたいとのことでした。長年一緒に考えてくださった方なので、大ちゃんは電話を切るとその足で退職祝いを買いに走りました。そして、展示場でこれまでの思い出話などをしているうちに、例のごとく「おしゃべり大ちゃん」がむくむくと現れてきて相手の都合も考えず、最後の最後まで喋り倒してしまいました。
生きていく中で、別れを惜しまれ、いつまでも人の記憶に残る人は幸せだと大ちゃんは考えています。また、供養のことでも同じで「死んだら何も遺らない」と言われる方もいますが、それほど寂しいことはありません。故人となり、遺された方々がいつも忘れずに手を合わせてくれることこそが、その故人にとって何より幸せなことだと思うのです。そしてご先祖様への感謝の気持ちを伝えたり、様々な報告をしたりと家族の繋がりを感じることができる場所こそがお墓だと思うのです。
担当者の女性を送り出し、「よくいろいろとやってくれたなぁ」と、いい出会いをいただけたことに改めて感謝するとともに、これからもひとつひとつの出会いやご縁を大切にしていこうと思う大ちゃんなのでした。”長い間お勤めご苦労様でした”