一般社団法人 全優石 全国優良石材店

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大ちゃんニュース

初めてお参りする神社参り

2022年10月28日

  •  休日と言えば、高千穂の神社参りに出かけることが多い大ちゃんですが、先日はちょっと足を延ばし阿蘇にある草部吉見神社という神社に出かけました。お客様からの情報をもとに向かったのですが、実はこの神社は鵜戸神宮と同じく「日本三大下り宮」と呼ばれ階段のはるか下のほうに社殿がある珍しい神社なのです。
     初めてお参りする神社でしたので、心躍らせながら妻と二人で向かいました。一段一段、別世界に潜っていくように階段を下ると壮厳な社殿が現れ、いつもとは違った景色を見ながらお参りができました。
     ここから試練が待っていました。普段から運動不足の大ちゃんにとって、この上り階段はひとたまりもありません。「ヒーヒー」言いながら上りきるとお腹もすき、ご飯を食べて帰ろうかと思っていたのですが、行く先々の飲食店で長蛇の列です。やっと見つけたお店へ入ろうと思ったら、完売のお知らせが出ている始末。結局、道の駅でお弁当をつまんで帰ることとなりました。計画性をもたず行動してしまったこともあり、「今度はしっかり運動をして計画的にお参りにきなさい」と言われているような気がした大ちゃんなのでした。
     日に日に秋の深まりを感じるようになりました。次に行くときには、ちゃんと下調べをして紅葉も楽しみに、行楽の秋へ出かけたいと思います。2022/10/22掲載

時代の変化

2022年10月13日

  •  先日、石材の商社によるウェブセミナーがありました。『近年の墓石市場の変化』がテーマだったこともあり、大ちゃんは参加のできた社員さんたちと一緒に勉強をしました。
     この業界も年々変化をし、大ちゃんがこの業界に入った頃と比べると、葬儀などの形も多様化するなど、供養についての考え方も変わりました。お墓に関して言えば、以前は石を多く使い立派なお墓や豪勢なお墓も多かったのですが、近年では、故人を偲ぶことをより大切にして個性的なお墓も増えてきました。また管理のしやすいようなシンプルなお墓づくりも増えてきました。しかし、最近ではこれからの墓守をどうしていくか、ということが課題になってくるということの話もあり、大ちゃんはとても考えさせられるセミナーとなりました。
     そんな最中、若い頃に一緒に石屋の勉強をしていた同業者の大ちゃんの友人がふらっと来店されました。全国各地で霊園のリノベーションを手掛け課題となっている後継者や墓守りのことなど解消し、墓地の利用者を含め、墓地管理もみんなが喜ぶような仕組みを考えているようです。こんな霊園が延岡にもあったらいいな。と思わせてくれるような話で、大ちゃんの悩みを少し吹き飛ばしてくれました。
     話を聞いてもそれから先に進まないのが悪い癖です。三人集まれば文殊の知恵と言われるように、〝お客様が喜ぶために自分たちにできることは何なのか″ このことを追求し、後世に負担をかけないような、安心して故人を偲べる場所をみんなで考えていこうとおもう大ちゃんなのでした。2022/10/8掲載 

運動の秋

2022年9月14日

  •  以前は、夜に散歩などをする人が多かったようですが、最近は早朝に朝活として運動をしたり、日中にランニングをする人が多くなったりと健康志向が高まっているそうです。ここにも、そのブームに乗っかっている(?)親子がいます。
     大ちゃんは春先から始めたバランスボールを使った”ながら運動”に加え最近はかぼちゃのスープやゴーヤのスムージーを毎日のように摂り、野菜を多く摂る活動”ベジ活”も行い、体の内側から改善に努めています。小大ちゃんもまた落ちにくくなったお肉が気になってか、「早起きをしてジムに行っている」と自慢げに言ってきます。
     しかし、この二人あまり体型に変化が見られません。原因はわかっているのです。つまみ食いです。美味しそうなものがあるとついつい手が伸びてしまいます。さらに、大ちゃんはバランスボールと同時期に始めたトランポリンをサボり気味で、家の中でオブジェとなりかけてしまっています。小大ちゃんに至っても「寝坊して行けなかった」という日も多いようで自分への甘さとサボり癖は血として繋がっているのかもしれません。”人間は何か2つは頑張れる”とも言われますし、今秋こそは『運動の秋も楽しめた』という言葉がこの二人から聞こえてくることを願います。
     さて、お盆が終わったと思ったら秋の彼岸を迎えます。暑さも和らぐこの時期に、子供たちと一緒にお墓参りに行ってみてはいかがでしょうか? 子は親の背中を見て育つとも言われますし、きっとお墓を大切にしてくれると思います。2022/9/8掲載

お墓づくりのお手伝い

2022年8月22日

  •  昔からお盆とお正月には家族が揃うなんて言われますが、今年も大ちゃんは、自宅で夫婦二人のんびりと過ごすお盆となりました。
     そんなお盆を前に大ちゃんに嬉しい電話がありました。お墓を建てさせていただいたお客様からのお電話です。「延岡で見たことないお墓で、凄く立派にできてよかったです」という内容でした。若くしてご逝去されたご主人様を想いお墓づくりをされたお客様で、納骨扉には分厚いガラスにレーザー彫刻で施された蘭の花があり、その奥でご主人様が眠ります。一番上の仏石の形にもこだわり縁起の良いとされる八角形のお墓で建墓されました。頭を捻り、周りの人たちの知恵を借りながら設計をした大ちゃんもほっと胸をなでおろすことができました。
     大ちゃんがお店を引き継いだ頃、お墓と言えば縦型の和墓の三段墓という形が主流でした。しかし今では、横型や丸形、デザイン性に富んだお墓を好む方もいます。大ちゃんはいろんな話を聞きながら、お墓の形や墓守についてお客様と一緒に考えることを大切にしているのです。
     時代の流れとともに変わっていく供養のかたちですが、故人を偲び、手を合わすということは変わりません。これからもお客様が故人を想い出すことのできる場所を一緒に考えて、想いを形に変えるお墓づくりのお手伝いができるようお客様の声に耳を傾けていきたいと思います。
    2022/8/20掲載

喜び (^^♪

2022年8月12日

  •  うだるような暑さが続き、さすがの大ちゃんも少しお疲れモードです。そんな大ちゃんを元気づけてくれる出来事がありました。
     打ち合わせを終えて帰ってきた、小大ちゃんから「先ほどのお客様は、大ちゃん日記のファンらしいですよ」とありがたい言葉が届いたかと思ったら、また別のお客様からも「いつも楽しみにしています」って言われたよ。と立て続けに、大ちゃん日記のことが話題になったことを聞きました。
     ひょんなことから始まった、この大ちゃん日記も早いもので15年が経ちました。いつもネタがあるわけではないので、作家さんのように原稿の提出期限に追われることも多々ありますが、「楽しみにしちょるよ~」という皆様からの声が大ちゃんの活力になっています。
     もちろん、お墓が完成したときのお客様の喜びの声は大ちゃんをもっと元気にしてくれます。先日もご紹介をいただき宮崎市でお墓の建て替え工事をさせていただいた際には「いろいろと良くしてくれたみたいで、大変喜んでました」と、ご紹介をしてくれたお客様からご連絡をいただきました。私たちは、ご縁の繋がりの中でお仕事をさせていただくので、こうしたお喜びの声こそ、仕事冥利に尽きるものです。
     いいことばかりではなく、失敗することもある大ちゃんですが「大ちゃんに頼んでよかった」と、少しでも多くのお客様に喜んでいただけるよう、そして、元気な姿をお届けできるよう、まだまだ頑張っていきます。
    2022/8/6掲載

機械のメンテナンス

2022年8月2日

  •  お盆まで1ヶ月を切り、ご先祖様をお迎えする準備を行うお客様のためダイボ石材店でも毎日真っ黒に焦げながら、皆で奮闘しています。
     そんな最中、大ちゃんにハプニングが起こりました。
     仕事を始めようとすると工場の水道管が破れていました。石を加工するのには水が必要となるのですが、フットワークの良い丸王産業さんがすぐさま駆けつけ修理をしてくれたので、午後には復旧し大事には至りませんでした。
     また、別の日には、工場の石を吊り上げる天井クレーンの部品の消耗が発覚しました。定期的に点検も行っているのですが、交換時期がきていたようです。
     町工場として安賀多町にある延岡本店で行っていた工場の作業を門川町へ移転し、早いもので40年が経とうとしています。今は工場を持たない墓石店も多いのですが、この工場があるおかげで、お客様の大切なお墓づくりのお手伝いができますし、古くなったお墓を新品同様に磨き直したり加工したりする、お墓のリフォーム工事を行うことができます。
     これからも大切なお客様のもとへ嫁ぐ際には『メイド・イン・ダイボ』として自信を持ってお引き渡しができるためにも、機械のメンテナンスの大切さを感じた大ちゃんなのでした。
    2022/7/21掲載

初誕生会 餅踏み

2022年7月11日

  •  先日、9人いる孫のうち一人が、満1歳の誕生日を迎え大ちゃんの家に集まりお祝いをしました。
     メインイベントの「餅踏み」では、足の裏が変な感触だったのか、歩くことはしなかったものの、しっかりと立ち姿を見せ大役を果たしました。もう一つの山場、将来どんな風に育っていくのかを占うために行う「選び取り」の時間がやってきました。新米パパママは、筆やそろばん、お金という定番のアイテムに加えいろんな職業のおもちゃも用意していました。おもちゃに飛びつくかと思いきや、お金を選び、そして、すぐさま筆を手に取るという親の予想を覆し、おもちゃには見向きもしませんでした。「空気の読める子じゃね」なんて笑いながら人生の誕生会は賑やかしい中、終わりを迎えました。
     9人の孫たちはそれぞれの親のもと、いろんな成長を見せてくれます。いつも大ちゃんを見てはなきじゃくってたこの子も最初に手にしたお札をおひねりとして懐に入れてあげたのがよかったのか、このお祝いの日から、ほやっと笑ってくれるように成長しました。若い頃は仕事ばかりで子育てもあまりしてこなかった大ちゃんですが、この歳になって物で子どもの興味を釣ることを覚えたのでした。
     さて、一ヶ月すればお盆を迎えます。皆様が気持ちよくご先祖様をお迎えできるよう短冊に想いを馳せたいと思います。
    2022/7/7掲載

ご縁

2022年6月14日

  •   大ちゃんの休日は妻を道連れにし、ちょくちょくドライブに出かけます。ドライブといっても行く先は、高千穂の神社への参拝がほとんどです。先日、そこでありがたい出会いがありました。
      御神酒を買いに立ち寄ったお店では、都城から来られていた方に会いました。息子さんが陸上競技の大会に臨む前に家族で祈願に来られたそうです。そこで何を思ったのか「私が案内しましょう」と言い出し荒立神社から八大龍王水神社を案内したところそのご家族の方も喜んでいた様子で帰路に向かわれました。
      生卵をお供えすると良いと言われる八大龍王水神社では、お供えした卵を持ち帰って、社員さんに振舞おうと車へと歩いていたら参拝に来られたご年配の方に卵のことを尋ねられ、分けてほしいと言われせっかくだからと全部あげることにしました。
      「良いことしたね~」なんて話しながら、自宅へ帰るまえに門川展示場に顔を出すと、二組のお客様にご来店いただき早速ご利益をいただいたようなラッキーな一日となりました。
      お客様とお話をしていると不思議な場所で繋がるご縁というものはたくさんあります。今回のご縁も何かしらのご利益かもしれません。これからもこうした偶然が増えるよう布施の心、そして、人と人との繋がりを大切にしようと思う大ちゃんなのでした。
    2022/6/10掲載

お墓の大切さ

2022年6月2日

  •  小大ちゃんの主な仕事は外回りの営業です。お墓を建てるお客様をはじめ、文字彫刻の打ち合わせやお墓のメンテナンス、取り壊しなど、いろんなお客様に出会います。
     小大ちゃんはお客様との話から、たくさんのことを学びます。先日、古いお墓を取り壊し、新たに自分たちのお墓の建立を考えているお客様が嫁いで遠方に住む姉妹の方から、まだ現状のまま残してほしいと言われ、なかなか決断ができないと困っていました。よくよく話を聞いてみると、これまでは顔もよく知らないご先祖様のお墓だったから深く考えなかったけど、自分の親が眠っている場所となった今、心の拠り所として、今まで以上にお墓の大切さを実感しているとの事でした。
     お墓を建てる際、いろんな形や石種があるので多くの方が迷われます。墓石店側からすると、長年守っていく場所だからこそ、水を吸って変色しないなど良質な石種選びも重要視しますが、お客様にとっては、それがすべてとは限りません。大切なことは、お墓が故人を想い出す場所であったり、故人を偲び、手を合わすことのできる場所であることなのです。そして、私たちはその場所を一緒に考えることこそが大切なお仕事なのです。
     お客様にはいろんな考えあり、小大ちゃんはその都度勉強させていただきます。大ちゃんのような知識と経験にはまだまだ及びませんがしっかりとお客様の声に耳を傾け、同じ立場になり「あんたに頼んで正解だったよ」と喜んでいただけるような仕事ができるよう小大ちゃんの勉強はまだまだ続きます。
    2022/5/28(土)記載

石の魅力とは?

2022年5月21日

  •  先日、大ちゃんに懐かしい思い出が蘇ってきました。月曜日の夕刊デイリーの記者手帳の中で、東京大学の名誉教授で「恐竜博士」こと濱田隆士さんのことが書かれていました。その中に「生まれ育った延岡市の社宅隣にあった”石屋さん”が原点」という一節があり、その”石屋さん”とは、亡くなった大ちゃんのお父さんのことだったのです。その当時、今のイオンの西側にある延岡本店の一階が工場で大ちゃんのお父さんが石を切っていた頃に、濱田さんはよく遊びに来ては石を眺めていたそうです。後にその話を聞いて、大ちゃんのお父さんに「すごい学者を育てたもんだね」なんて冗談を言ってたことを思い出しました。
     お墓を建て替えられる方でもよくある話なのですが、古いお墓をよく見てみると、天保時代や寛永時代など、その時代に作られた証がしっかりと刻み込まれていて、そこからその家々の歴史を知ることができます。ルーツをたどることで、顔など全く知らないご先祖様でも、その人のおかげで今の自分が在るんだと考えさせられます。時代を超えて様々なことを教えてくれたり、思い出が蘇ってきたりと、改めて石の魅力を感じた大ちゃんでした。
     小さい頃から石が生活の一部になり、地球科学者の第一人者となった濱田さんと大ちゃん。スタートラインは同じはずなのですが、どこでどう変わるかはわかりません。人生とはおもしろいものです。
    2022/4/23掲載