お墓の大切さ
2022年6月2日
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小大ちゃんの主な仕事は外回りの営業です。お墓を建てるお客様をはじめ、文字彫刻の打ち合わせやお墓のメンテナンス、取り壊しなど、いろんなお客様に出会います。
小大ちゃんはお客様との話から、たくさんのことを学びます。先日、古いお墓を取り壊し、新たに自分たちのお墓の建立を考えているお客様が嫁いで遠方に住む姉妹の方から、まだ現状のまま残してほしいと言われ、なかなか決断ができないと困っていました。よくよく話を聞いてみると、これまでは顔もよく知らないご先祖様のお墓だったから深く考えなかったけど、自分の親が眠っている場所となった今、心の拠り所として、今まで以上にお墓の大切さを実感しているとの事でした。
お墓を建てる際、いろんな形や石種があるので多くの方が迷われます。墓石店側からすると、長年守っていく場所だからこそ、水を吸って変色しないなど良質な石種選びも重要視しますが、お客様にとっては、それがすべてとは限りません。大切なことは、お墓が故人を想い出す場所であったり、故人を偲び、手を合わすことのできる場所であることなのです。そして、私たちはその場所を一緒に考えることこそが大切なお仕事なのです。
お客様にはいろんな考えあり、小大ちゃんはその都度勉強させていただきます。大ちゃんのような知識と経験にはまだまだ及びませんがしっかりとお客様の声に耳を傾け、同じ立場になり「あんたに頼んで正解だったよ」と喜んでいただけるような仕事ができるよう小大ちゃんの勉強はまだまだ続きます。
2022/5/28(土)記載
石の魅力とは?
2022年5月21日
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先日、大ちゃんに懐かしい思い出が蘇ってきました。月曜日の夕刊デイリーの記者手帳の中で、東京大学の名誉教授で「恐竜博士」こと濱田隆士さんのことが書かれていました。その中に「生まれ育った延岡市の社宅隣にあった”石屋さん”が原点」という一節があり、その”石屋さん”とは、亡くなった大ちゃんのお父さんのことだったのです。その当時、今のイオンの西側にある延岡本店の一階が工場で大ちゃんのお父さんが石を切っていた頃に、濱田さんはよく遊びに来ては石を眺めていたそうです。後にその話を聞いて、大ちゃんのお父さんに「すごい学者を育てたもんだね」なんて冗談を言ってたことを思い出しました。
お墓を建て替えられる方でもよくある話なのですが、古いお墓をよく見てみると、天保時代や寛永時代など、その時代に作られた証がしっかりと刻み込まれていて、そこからその家々の歴史を知ることができます。ルーツをたどることで、顔など全く知らないご先祖様でも、その人のおかげで今の自分が在るんだと考えさせられます。時代を超えて様々なことを教えてくれたり、思い出が蘇ってきたりと、改めて石の魅力を感じた大ちゃんでした。
小さい頃から石が生活の一部になり、地球科学者の第一人者となった濱田さんと大ちゃん。スタートラインは同じはずなのですが、どこでどう変わるかはわかりません。人生とはおもしろいものです。
2022/4/23掲載
美意識高い系大ちゃん
2022年3月28日
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”美意識高い系男子”という言葉をご存じでしょうか?何を隠そう、大ちゃんもその一人・・・なのかもしれません。自宅では、何年も前から毎晩ゲルマニウム温浴で、小一時間ほど半身浴を行い汗を流しています。最近は、温泉の素を使ったりもして、なかなか行けない各地の温泉気分を楽しんだりしています。
ある日のこと、そんな大ちゃんが「お客さんに見られるし、爪をきれいにしようかな?」と言い出しました。マニキュアをするわけではなく爪のケアです。息子がネイリストのお嫁さんから道具を借りてきて、爪の表面をなめらかにし、磨いてツヤを出してくれました。今まで気にも留めなかった爪のケアですが、「こんなにきれいになるのか!」と驚きうっとりと眺めていました。
この作業はお墓のことでも一緒です。今あるお墓を工場で磨き直したり、現場でのお墓のクリーニングを行ったお客様は一様に「こんなにきれいになるとは思わんかった!」とその変化に驚き、喜びの声を頂きます。年忌法要や納骨などの前に行われると、皆さんが気持ちよくお参りができますのでおすすめです。
餅は餅屋と言いますが、今回は素人の小大ちゃんに片手だけをしてもらったので、次回はプロの技術でもっときれいに磨いてもらおう、と美への意識がまた少し高まった大ちゃんなのでした。
2022/2/19(土)掲載
災害に備えての墓づくり
2022年3月7日
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先月22日未明に襲った地震には驚かされました。一度寝たら少々のことでは起きない大ちゃんもさすがに飛び起きました。その夜は、これまで建てさせていただいたお客様のお墓が倒れていないか気になってなかなか寝付けませんでした。
その日の朝から数日かけて主な墓所を見回ってみると、少しずれていたり倒壊していたりと、しっかり地震の爪痕が残っていました。改めて地震への備えを考えさせられた大ちゃんでした。
最近は家具ひとつひとつに地震対策が考えられているように、お墓も阪神大震災後から研究が進められています。ダイボ石材店では、揺れを吸収する墓石用地震ゲル『泰震』を採用しています。石材工具及び墓所用品を専門に扱う「工具屋ボイス」さんの製品です。新しいお墓を建てる際には標準施工で取り入れていて、今回の補修・補強工事でもご提案をさせていただいています。今あるお墓にも補強として使用できますので、お考えの方はご相談ください。
「うちのお墓にまだ行ってないけど、大丈夫かや?」そんな方は電話一本で無料点検も行います。ズレていると危険です。ご自分で直そうとせず、まずはご連絡ください。弊社建墓の有無に関わらず、ご対応させていただきます。互いに助け合っていきましょう。(※工事時期につきましては、危険な状況にある個所を優先し、順次進めさせていただいております。何卒ご了承ください。)
2022/2/5(土)掲載
まじめな大ちゃんのお話
2022年2月25日
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今回はいつもの大ちゃんとは違った、まじめな仕事の話です。
ダイボ石材店は全国優良石材店の会(全優石)の県内唯一の認定店です。全国の石材店250社以上が加盟するこの団体は、お墓づくりの不安や悩みを解決するために設立されておよそ40年になります。身近なところでは、10年間の保証書の発行をはじめ、お悩みフリーダイヤルの開設などを行っています。また皆様からの相談が増えた、地震に強いお墓づくりを研究するなど、墓守りに関するあらゆることをサポートしています。
その全優石からのお年玉企画として、墓石建立を分割支払いでお考えの方に「金利0%のキャンペーン」が発表されました。いざお墓を考えると「費用はどのくらいかかるのか?」と心配される方も多くいらっしゃいます。少しでもそんなお悩みの解決策になればと思います。
3月末までのキャンペーンとなりますので、このチャンスにぜひご利用ください。(お見積りは無料です)
近年は、大ちゃんがこの仕事を継いだころはほとんどなかった墓石ローンを利用される方も多くなりました。お墓づくりもいろいろ変化しています。お客様の為に何ができるのかを第一に考え時代の波に乗り遅れないよう、大ちゃんも進化を続けます。
最後に、1/22未明の地震で被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。お墓ずれ等ございましたら、触らずにご連絡ください。
2022/1/22(土)掲載
おけましておめでとうございます。
2022年2月16日
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年越しの晩から正月にかけ息子たち家族が集まり、総勢14名で賑やかな正月休みとなりました。大ちゃんはコロナを言い訳に、連日食っちゃ寝、食っちゃ寝を繰り返し見事に正月太りとなりました。
しかし、そこからがいつもの大ちゃんと違いました。2日には妻を道連れに植物園に行き散歩を始めました。ちょっとした傾斜でも「ぜぇぜぇ」と息が上がるほど運動不足でしたが、新年早々健康の為にもいい運動となりました。
次の日も、またその次の日も大ちゃんはコースを変え散歩しました。本当に今年の大ちゃんは違うのか?そんなことを家族に感じさせていましたが、5日の仕事始めの日には、その意欲はどこに行ったのか、家でゴロゴロし始めました。4日にしていつもの大ちゃんに戻りました。
正月太りをする人は季節の行事を大切にする文化的な人、とも言われるそうですが、はたして大ちゃんがこの言葉に当てはまるのかはわかりません。散歩した後は気持ちも良かったので、たまの休みにはいろんなところに出かけたり、今年は計画的な行動を心がけようと思う大ちゃんなのでした。こんな大ちゃんですが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。
2022/1/8掲載
ありがとうございました。
2022年1月5日
ちょっと早いクリスマスプレゼント
2022年1月5日
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今週から気温も下がり、冬の装いを感じさせてくれます。年間を通し、展示場にはいろんなお客様が来店されます。お墓を建てたいというご相談をはじめ、お墓の移動やお墓のリフォーム、お戒名の追加彫り等、理由は様々です。最近は小大ちゃんが対応することも増えて大ちゃんはちょっぴり寂しさを感じていましたが、そんな大ちゃんを元気づけてくれる出来事がありました。
あるお客様が来店された際に「大ちゃんのファンなんです」と言っていただき、喜びを抑えつつも、おしゃべりは止まりません。大ちゃんにとって楽しい時間となりました。
また、別のお客様からは『皆様の御心の込った丁寧なお仕事に感謝します。ありがとうございました。』とのメッセージをいただきました。心温まるお言葉をいただき、お客様と直接会うことの少ない職人さんたちと共に少し早めのクリスマスプレゼントをもらった気がした大ちゃんなのでした。
今年も残すところ一ヶ月です。「今年もいい一年じゃったね」とみんなで言い合えるよう職員たちと力を合わせて頑張ります。
2021/11/26(金)掲載
運動不足の秋
2021年11月20日
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今週から涼しさが増し、秋の深まりを感じます。週末に車を運転していると運動会を行っていた学校がたくさんありました。運動会と言われ、パッと思いつくのは孫たちと囲む妻のお弁当とばんば踊りです。演歌歌手の村田英雄さんが歌ったことでも有名になり、数年前には当時のギネス記録を達成したこともある延岡市のばんば踊りは、大ちゃんが中学3年生の時から始まったそうです。当時の大ちゃんが上手に踊れていたかはさておき、夏・秋の風物詩であることには違いありません。
そんな大ちゃん、何を思ってか突然トランポリンを買ってきました。家族は底が抜けないか冷や冷やしながら見ています。「これが散歩の代わりじゃ」と、ラクして運動不足を解消しようとするところはさすがです。スポーツの秋に便乗して運動をすることは良いのですが、そのトランポリンが早々に部屋の片隅に片づけられないことを願います。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など様々な楽しみ方があるこの季節ですが、たまの休みには、紅葉を楽しみにドライブに行きたいものです。
2021/10/21(木)掲載
歳には勝てない・・と思う大ちゃん。
2021年11月19日
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先日、大ちゃんは歳をとったなぁ・・・と痛感させられることがありました。
お盆からお彼岸にかけて工場も現場作業も慌ただしく、その日は皆現場へ出かけてしまい大ちゃんはポツンと一人工場に取り残されました。大ちゃんは自分も何かしようと思い立ち、作業着に着替えると研磨機のセットやちょっとした段取りなどをしに工場へ入っていきました。
そこで思わぬ事態が起こりました。ちょっとした段差をジャンプしたところ、ゴロンと転んでしまったのです。慌ててキョロキョロと周りを見渡し、誰にも見られていなかったことを確認すると痛みを我慢しながら何事もなかったかのようにそそくさと事務所に戻っていきました。
幸い、頭など打つこともなくお尻を打撲した程度で済み、改めて「筋力が落ちてるなぁ」としょんぼり大ちゃんになってしまいました。息子たちからは「もういい歳なんだから」と笑われ(年寄扱いするなよ)という気持ちもありますが、歳には勝てないこともあると実感しました。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、だいぶ涼しくなりました。いつまでも皆様に元気な大ちゃんをお見せできるよう、程よく運動しようと思う大ちゃんでした。2021/9/24(金)掲載